今年のSakura Days ジャパンフェアは、4月14日(土)、15日(日)の二日間に亘って開催されます。

日本の食べ物、日本のパフォーマンス、日本のビジネス、日本の文化を見て、そして体験できるイベントです。

Sakura Days ジャパンフェアは、バンクーバー近郊に住む人たちに日本を紹介するイベントで、日本を身近に感じてもらい、日本とカナダが相互の理解を深めることを目指しています。いわゆる、日本とカナダの『架け橋』の一つに成ればと願っています。

ジャパンフェアは、2009年より、六つの日系ビジネス団体が一つに成って、VanDusen Botanical Garden、在バンクーバー日本国総領事館の協力を得て、Vancouver Cherry Blosome Festival との共催で始まりました。最初の年は、バンデューセン植物園の一部を借りて行う小規模のイベントで、来場者も5,000人程度でした。2010年は、冬季オリンピックがバンクーバーで開催されたため、開催できませんでしたが、2011年より再び継続開催し、今年で、9回目の開催となります。フードや販売/非販売の参加ベンダーの数は、50を超え、パフォーマグループは30を超えるグループが参加し、来場者も10,000人の来場者がある大きなイベントなりました。毎年新たな試みを加え、さらに魅力のあるイベントしてゆきたいと思っています。

Sakura Days ジャパンフェアの運営は全てボランティアで行っています。毎年200人を超えるボランティアの協力を得ています。その多くは日本に興味を持ち、親しみを持って頂いている人達で、ボランティアの力なくしては開催できないイベントです。今年はボランティアへの感謝の意を込めて、イベント後にパーティを予定しています。

過去8回の開催を振り返った時、改めて多くの人が日本に興味を持ち、親しみを感じていただいていることがわかります。2011年は、イベント開催前の3月11日に東日本大震災が発生し、急遽被災地への援助を決め、イベント来場者の多大なご協力により、$ 29,033.88 の義援金を日本赤十字社に送付することができました。また、その翌年には『日本とトモに』をテーマに、来場者の被災地への温かいメッセージと$ 1,146.60の義援金を、被災者を献身的にサポートしている福島大学災害ボランティアセンターに送付しました。

このイベントを通じて日本の良いところを当地に住む人たちにつたえ、また当地の人達の日本に対する気持ちを日本に伝えることにより、日本とカナダの絆がさらに強くなればと願っています。

企友会理事
塚本隆志

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