バンクーバーの寺子屋こと「ばんてら」。2018年はメインテーマ「Boldな日系社会を作ろう」を軸に、2ヶ月に1回その文字のごとく老若男女の皆さまに集まっていただき、ざっくばらんに思い思いの考えを出し合いながら学び合い📖をして来ました。
そして先月11月21日に今年最後のばんてらが開催されました✨✨
テーマは「Boldな日系社会を作るには?」。
さっそく参加してくださったボランティアのレポートから当日の様子を見てみましょう🎵
まず、本題に入る前に過去4回のテーマの簡潔なおさらいからとネームプレート作成、活発な意見交換💡が行われました。
このネームプレート、今回は名前の下に職業や現在の自分を表す言葉を書いたのですが、人それぞれ「一家の大黒柱」から「人生楽しむ会会長」など大変個性豊かでしたね!
今までのおさらいでは他の中国系、韓国系コミュニティとの違いは何か、日系であることの良さや特徴についての話でした。
第1回のテーマ「薄口醤油」に代表されるような一見あっさりとして見えるけれど実は深みのある日本人、個人主義のカナダでも気配りやきめ細やかな仕事を武器に現地でのビジネスチャンスにつなげているんですね 。
ネームプレートに書いた「個人」としてBoldな日系社会を作るのにアプローチしていけることはなにか?
という問いに対しても各々異なる角度 🔍 から意見がでました。
例えば配偶者を大切にする、新しいところに出かけるということから自身の職業を通してカナダの移民環境のよさ、生活の豊かさを日本人にアピールしていく…などなど。
そもそも日系コミュニティにおけるBoldというのは他の西洋の場合のように強烈なカリスマやリーダーシップを持つ人をもとに形成されるものとは異なるものです。和を尊ぶ性質からお互いに尊重しつつ働きかける周囲が強固なものこそがBoldなグループといえるという第4回時の意見をベースに議論は展開していきました。
ライバル視するのではなく協力関係を築き、よりよい社会のために共存していく、横のつながりを大事にすることが内部の絆をBoldにするという意見が印象的でした✨。
また、企友会がそのためにできることについても多数の意見がありました。
🔑 母数を増やす
🔑 ワークショップを開く
🔑 より多くの人が定着するためのマッチングの場を作る
🔑 ほかの経済団体との合併ないしfundを作る
やはりアクションをおこすのはばんてらの役割だ!!ということで年内最後のばんてらにふさわしい締めになったのではないでしょうか。
普段バンクーバーという多様な文化の中で生活している私ですが、世代職業も様々なメンバーのもと行われた今回の「ばんてら」でまた新たなDiversityに接する機会に恵まれました。皆様とてもパワフルかつエネルギッシュで刺激的な2時間でした。