ホリデーシーズンの到来を控えた12月8日(日)、企友会主催の日系ビジネスアワード・クリスマスパーティがSheraton Vancouver Wall Centreにて行われました。
開場と同時に華やかにドレスアップされた皆様が到着され、開場のパーティムードが一気に高まります。中にはお着物をお召しになっている方も。
開会の挨拶:会長 澤田 泰代
18:30、定刻通りにパーティがスタート。澤田会長の挨拶に続いて、まずは日系ビジネスアワードの授賞式が行われました。今年の受賞者は下記の方々です。
新人賞プレゼンター:昨年度新人賞のARA・Professional Travel and Support 代表取締役社長 荒木大輔さん
★企友会新人賞
ほよよん ゆりえ 様
【プロフィール】
ほよよん ゆりえ
声優、テレビレポーター、イラストレーター、イベントの企画運営と多岐に渡る。
声優としての活動では、クライアントベースが現在58か国、700社以上、ジャンルは日本語ラーニング、ゲームキャラクター、読み聞かせやコマーシャルなど。また、日系コミュニティイベントでのMCやNIKKEI TV(ティーヴィー)のレポーターとしても活躍。
イラストレーターとしてはご主人が手掛ける地ビールブランド、ファグルズ・アンド・ウォーロック社の専属イラストレーターとしてビールラベルのデザインを手掛けられたり、自身のブランド、キューティー・キューティー・バンクーバーを展開され、バンクーバーに、日本的な可愛らしいデザインを広めている。
イベントの企画運営という点では、バンクーバー市やパウエル祭事業部などからバックアップを得、詩のイベントを企画・運営、またバンクーバー日本語学校にて特別講師もされている。
最近では、有志3人で企画運営を行ってる日系クラフトイベント、Japan Marketバンクーバーが好評で、今年夏の第3回目のイベントでは1日に1万人の来場数を記録。
左:荒木 大輔 さん 右:ゆりえ ほよよん さん
★企友会新人賞
高岡 利和 様
【プロフィール】高岡利和
IACE TRAVEL バンクーバー支店 支店長。北海道生まれ、大阪育ち、19歳の時にカナダ、トロントへ語学留学の為に渡加。語学学校を終了後に、セネカ・カレッジへ入学、興味のあった旅行業を学ぶ。2009年、卒業と同時にインターンをされていた IACE TRAEVEL トロント支店へ入社。主に営業、団体、予約業務に携わる。トロント支店にてオペレーションマネージャー、支店長を経験されたのち、2016年にバンクーバー支店へ支店長として着任。
旅行もオンライン予約が多くなっている中で、オンラインでは出来ない、提案、サービスをモットーに旅行業に従事されている。また支店長として活躍する傍ら、理事として企友会の活動にも積極的に参加され、バーべーキューやボーリング大会などの懇親イベントの企画運営、また会の要である会計を担当し、会の運営を支えている。
左:荒木 大輔 さん 右:高岡 利和 さん
★日系社会功労賞
五明 明子 様
【プロフィール】
五明明子
兵庫県西宮市出身。お父様のお仕事の関係で9歳から14歳までドイツ・デュッセルドルフで、その後神戸の中学・高校を経て、1976年上智大学外国語学部ドイツ語学科を卒業。そして中米エルサルバドル、コスタリカに滞在され、1980年に結婚の後、カナダ・ノバスコシアのハリファックスに移住。バンクーバーには1982年より在住。
1983年より89年までバンクーバーのJTB International、 JTBを退社後はUBCにてMBAを取得。
1988年よりカナダの食品ギフトを販売するサーモンビレッジを前のご主人の五明良明氏と立ち上げ、2003年良明氏を海の事故で突然失われてからは、小売り店と工場の両方を運営管理されましたが、バンクバー・オリンピック後にダウンタウンの小売店を閉店。2011年にはスモーク工場を従業員に譲られてリタイアメント生活を始められる。
ビジネスの第一線を退いてからは、ボランティアの活動に益々積極的に取り組まれる。長期に渡り活動されている日系センターでは、1997年からオープニングまでの立ち上げに関わり、2010年より理事を再開。2014年より2年間は日系祭りの実行委員長を務め、現在の日系祭りの基礎を築かれる。
また、2016年から今年7月までの3年間は日系文化センター・博物館の理事長を務め、武道場の開設、カレン五明様のバイオリンコンサート、博物館でのきものの展示、その他様々な日本文化を紹介する行事にかかわり、日系コミュニティーの中心的存在である日系センターの発展に尽力する。現在は副理事長として現理事長をサポート。
功労賞プレゼンター:昨年度功労賞の日本舞踊西川流師範・彩月会主宰 松野洋子さん
左:松野 洋子 さん 右:五明 明子 さん
★企友会日系アワード大賞
吉川 美砂子 様
【プロフィール】
吉川 美砂子
Misako’s Hair Studio のオーナー。バンクーバーで40年に渡りヘアサロンを経営され、現在も日本人美容師として活躍。
美容師を目指したきっかけは、中学2年生の時に亡くなったお父様が残された「お前は美容師になれ」という言葉であったとのこと。4人兄弟の末っ子で一人娘でもあったことから、お父様は心配で、腕に技術が有れば何があったとしても一人でやっていけるからとの思いからであったとのこと。
兵庫県宝塚市ご出身。美容学校を卒業後、大阪のヘアーサロンに勤め、その後上京。東京、田園調布の高級サロンに勤めると、瞬く間に売り上げナンバー1となりマネージャーとなる。
1977年、活躍の場を広げる為、単身カナダへ移住。その2年後にはバンクーバーにご自身のサロンを持つ。現在オーナーを務める Misako’s Hair Studio はダウンタウン、リッチモンド、 メトロタウンと3店舗を展開。現在所属するスタイリストは14名。皆 有名大型店で経験を積んだスタイリストばかりで、最新技術やデザインに精通している。
プロのスタイリストとして常にお客様を飽きさせないことを大切にする吉川さんは、年に4回から6回は東京を訪れ、新しい人材の面接や仕入れをしながら、美容業界のトップとも情報交換を行なっている。