Est. 1987-企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)

月別アーカイブ:1月 2020

企友会会長就任の挨拶

2020-02-02T00:27:59-08:00

本年1月20日の企友会年次総会において2020年度の企友会会長を仰せつかりました谷口明夫です。今まで6年間理事を経験し色々な活動に関わり、多くの方々との交流を通して社会との繋がりを実感しながら、企友会の運営の一端を担わせていただきました。 今回、会長として企友会及び日系ビジネス社会の発展にどのように貢献していくことができるか、会員の皆さんをはじめ理事の方達の思いや期待をしっかりと受け止め皆さんの協力を得ながら取り組んでいきたいと思っております。 企友会のミッションは「BC州における日系の事業家および起業を目指す人を支援し、日系ビジネス社会の発展に寄与する」であります。また、ミッションステートメントは「情報交換・相互扶助・発展」であります。 (企友会website; https://www.kiyukai.org/index.php/about/をご覧ください) 本年度の活動は、今までの活動を踏襲しつつ、多くの会員の皆さんに参加意欲を持ってもらえるような魅力ある活動・イベントを提供し、会員相互の情報交換・人材交流を活発にしていきます。また、外部ビジネス団体との交流を深め、会員の事業家や起業を目指す人達を支援していきます。 本年度の理事会は昨年から留任の理事7名と新任の理事4名の12名体制で運営します。 留任の理事には幅広い人脈と経験を活かして企友会の存在価値を高める、また新任理事には新しい発想で企友会のイノベーションのトリガーになっていただきたいと思っています。 皆様方におかれましては、引き続き企友会へのご理解とご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 企友会 会長 谷口明夫

企友会会長就任の挨拶2020-02-02T00:27:59-08:00

ばんてら第5回目を開催しました。

2020-01-10T12:58:44-08:00

年の瀬が迫った12月中旬、2019年最後のばんてらの日を迎えました。 最終回となる第5回目のテーマは、「社会環境の変化にうまく対応し、変化のフォロワーではなく、リーダーになろう。」です。   まず議論は、これまでの人生のなかで自分にとって一番大きかった社会変化を述べる、というところから始まりました。 世代も性別も異なる参加者からは、具体的には以下の様なものが挙がりました。 ・情報獲得媒体の変化 iPhoneなどスマートフォン端末/SNS/Skype/PC/スマートスピーカーの登場 ・社会の変化 産休・育休制度/金融ビッグバン ・出来事による変化 9.11同時多発テロ/バブル崩壊 バブル崩壊が、当時学生であった自分の就職活動に影響をもたらした、Skypeで費用を気にせず、国を超えて気軽に連絡が取れるようになった、PCの登場でビジネスの幅が広がったなど、モノ・コトに関わらず何が生活に大きな変化をもたらしたかは、参加者の世代や、置かれた環境によって様々のようでした。ただ、参加者全員が賛成したのが、テクノロジーの急激な発達によってもたらされた社会環境の変化であり、そしてそれらがひいてはグローバル化、流通革命、ファストファッションなど社会的事象にも影響を及ぼしていることを認識しました。 さて、今年のばんてらのメインテーマは「我々は社会環境の変化に対してリーダーになれるのか、フォロワーになるのか」です。全員がリーダーになれるわけではないし、フォロワーが悪いわけでもない。ただ、社会環境の変化へのキャッチアップにこぼれ落ち、不幸になっている人には救いの手が必要なのでは?果たしてその方法とは? という議論をしている際に、昨今の日本で社会問題として取り沙汰されている、「引きこもり」の話が挙がりました。引きこもりは社会環境の変化についていけなかった人の成れの果てなのだろうか?いや、引きこもりとは必ずしも社会から零れ落ちた人達だけではなく、インターネットやその他技術の発展によって従来とは異なる社会参画ができるようになった人もいるのでは?というユニークな議論も起こりました。 誰もが簡単に最新技術を購入・利用でき、国境を越えて情報に簡単にアクセスできる社会となりました。もはや、人に会いに何時間も車を運転したり、会議をするために飛行機に乗って出張したりするのもナンセンスなのだろうか、という思いにも至ります。最新情報をキャッチアップし、最新技術を使いこなし、効率的に行動することが、社会環境の変化に対するリーダーたる条件でしょうか。。。なんだか違和感がありますね。 ここに本文自分自身がリーダーになれるのか、という答えを出すにはまだまだ時間がかかりそうですが、2019年ばんてらを通じて、わかったこともあります。 ばんてらでは、様々な世代・性別の方達と意見を交わすことができました。 その度に世代や性別、国籍の差異を通して自分にはない考え、価値観や新しい発想に触れることができました。様々な情報に手軽にアクセスできたり、最新技術の発展によって出来ることの選択肢が多分に増えた昨今だからこそ、デジタルだけではない、人と人が顔を合わせて話をし、五感をフル活用させて相手を理解しようとしたり、客観的な意見を取り入れたりして、感性を磨いていくことが大事なのだと感じた2019年のばんてらでした。 2020年も新たなテーマを掲げたばんてらが開催される予定です。 引き続き、是非沢山の方々のご参加をお待ちしています!

ばんてら第5回目を開催しました。2020-01-10T12:58:44-08:00
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