バンクーバーで活躍するビジネスパーソンが学び、熱く議論するばんてら(バンクーバー寺子屋)。今年度の統括テーマは「マーケティング」です。

第4回を10月7日(水)に開催し、「プライシングー値付けの極意」について皆で議論しました。

まずは基本的なプライシングのロジックをおさらいする為、

-プライシングはマーケティングの極めて重要な要素 であること
-プライシングには、売上の最大化や価格の安定化など多くの目的があること
-プライシングは、コストや需要、競争、心理などにより決められるのが一般的 であること
-新製品の投入時には、思い切った低価格、あるいは高い価格を設定することもあること

上のような知識を共有し、また、色々な外部要件が同じ原価で仕入れた商品の販売価格にどのように影響するかを参加者それぞれで考え、「Zoomのコメントを書く」機能を活用して、それぞれがその価格をつけようと思った根拠を説明しました。

また、13名の参加者のうち、ほとんどが会社経営、もしくは自営業の経験がある方だったので以下の一般的な「値付け」の根拠のうち、自分の商品やサービスがどの根拠によって考えられたものかを紹介しました。

-コストに利益を乗せる方法
-競合を見て決める方法
-商品のライフサイクルに合わせて変動させる方法
-需要で決める方法
-他の自社商品との兼ね合いで決める方法
-名声価格法

また、ソフトウェア開発系の会社に勤める会員から、開発系の見積もりはどのように作るのかを教えてもらう場面もありました。

最後に、Zoomのブレイクアウトルーム機能を使い、少人数に分かれて架空の商品の価格を決め、それぞれのグループで決めた販売価格を発表しました。

単純に価格のみでなく、販売チャネルやターゲット、お得感を感じさせる価格設定kiなど、ビジネスに深く関わる企友会会員ならではのワークショップとなりました。

企友会理事 ホール奈穂子

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