この度、再度、企友会のメンバーに入れて頂きました佐藤と申します。
もともと、私は旅行業界には縁が無くカナダに赴任する前はサウジアラビアに7年間滞在しており異業種から旅行業界に入ってきた為、知らない事だらけでした。
1987年3月に日本の旅行会社に入社後、カナダに赴任し、当時の業界で役職者では一番若く、どこに行っても何時も頭を下げる毎日でした。
大晦日になると事務所近くの日本レストランから電話が来て、年越しそばを食べに来いのお誘いを受けたリもしていたほど、仕事が楽しく遅くまで働いていました。
1994年11月に帰任の辞令を機に退職し、何かBC州に特化した手配を行う旅行会社として、現在のCMT(Canadian Made Tours Inc.)を設立致しました。
当初は特にソルトスプリング島の方々と関係を構築し、島の有力者方を日本の石川県山中町に同行して木工家を紹介、案内したり、お互い工芸家の町として
の交流を行い、日系プレースにて展示、実演を行ったり、お互いの工芸家のコラボした作品をポートランドで開催された全米木工家協会に出展のお手伝いをさせて頂き
ました。
また、2002年には知り合いからの要請により、日本に行き、2002年FIFA 日韓ワールドカップ サッカー、ナイジェリア チームのコーディネーターとし
てキャンプから本戦に同行させて頂きました。
その後はバンクーバーオリンピック前後を契機に日本テレビとの関係によりメディア系の仕事が多くなり、メディア関係以外では以前在籍していた会社が
スキーツアーやアウトドア系のツアーに特化した会社であった為、そのノウハウを引き継ぎスキーツアー等の手配を行ってまいりました。
カナダに来た当初はまだ若く、知らない事が多く業界先輩等から助言等を頂き、何とか会社を存続するまでになりました。
今まで、湾岸戦争、鳥インフルエンザ等の危機を迎え何とか、乗り越えてきましたが、今回のコロナ禍は今までと異なり、長期に渡り多大影響を受けていますが、
カナダ政府、BC州政府の補助並びに支援策によって会社が存続することが出来、改めて、カナダに移住して良かったと痛感している。
企友会に90年代および2010年代に入会していましたが、今回、企友会も世代交代がなされ、また、以前と異なり、業界の偏りも無くなってきたと聞いています。
古く成ってきた頭を再度、少しでも磨けたらと、また、若い方々から少しでも学べたらと再入会させて頂きました。
どうぞ、頭が古く成っておりますが、宜しくお願い致します。
Minoru SATO/佐藤 稔
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CMT<Canadian made Tours Inc.>