
10月5日火曜日に、「新しくやってきた社員や同僚に教えてあげよう! 基本的なカナダのヘルスケア情報について」と題し、オンラインセミナーを開催しました。
セミナーには、BC州で看護師としてご活躍中の阿部陽子さんがボランティアスピーカーとして参加くださり、企友会理事のホールとの対談形式で進めました。
病院のかかり方、個人のヘルスケア情報がどこに集まるか、ファミリードクターの役割などをお話しした後は、救急病院のリアルタイムの待ち時間を確認できるものなど、便利なサイトの紹介もしてもらいました。
参加者からの質問もたくさんいただき、それに阿部陽子さんが直接回答をする和やかな時間となりました。
改めてですが、仕事をするにも、勉強をするにも体が資本ですね。
ご自身のこともそうですが、こちらで安心して働くには、一緒にカナダに来てくれたご家族のためにも、ヘルスケアの情報をしっかりもっていることはとても大事だなと思えた時間でした。
セミナーで阿部陽子さんが語ってくださったお話のハイライト
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・カナダに、自動的に受けられる様な健康診断はない。心配なことがあれば、受け身でおらずに、ファミリードクター(もしくはウォークイン)にしっかり主張する。(有効な例:家族に病歴があるから心配なので検査したい)
・検査は6ヶ月後・・・と気の遠くなる様なことを言われても、まずその予約を取った後にウェイティングリストはあるか?と聞き、入れてもらえるよう交渉する。
・ファミリードクターを見つけたい場合、新規受付中と書いてあっても断られることもあれば、受け付けていないはずのお医者さんに受け入れてもらえることもある。
ウォークインから専門医を紹介してもらいその専門医に新規患者を受け入れている医者の名前を聞けることもある!(医者だけが知っている内部情報網あり)
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参加者からは以下のコメントをいただきました。
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大変役にたつ情報、ありがとうございました。的確なご返答でよく理解できました。
知ってることも再確認でき、新しく知ったこともあり、とても貴重なお時間でした。
直接お礼言いたいくらいです!
とても有益なお話をしていただき、ありがとうございます。
お忙しい中コミュニティのためにこのような場を設けてくださって本当にありがとうございます。ずっともやもやとしていながらも誰かに聞くこともできなかった良い悪いファミリードクターの判断基準についての疑問に明確に答えてくださって非常に役に立ちました。おかげで今のドクターへの不必要な疑いを持たずに済みます。お医者さんとのコミュニケーションについても、自分の考えを伝えなければいけないとはわかっていつつも言えないままでいましたが、今回の話を聞いて伝えて大丈夫(逆に言わなきゃ!)だと安心しましたし、予防医療がないからこそ自分で予防するためにも積極的に伝えなければいけないことも実感しました。キャンセレーションリストのことはとても有益な情報で、さっそく家族と共有しました!
本日はほんとうにありがとうございました。カナダでの日本人コミュニティは他の国と比べて小さくて友達も少なくカナダのことがよくわからず不安だらけの中、このようなセッションに参加できてほんとうに嬉しかったです。私もカナダで看護師を目指している身なので、阿部さんのように将来こちらにいる日本人の役に立てるように勉強していきたいと思いました。本日のセッションほんとうにありがとうございました。
お忙しいところ、ありがとうございました。自分で救急に行く場合の待ち時間の調べ方、検査までの待ち時間短縮の試みとして waiting
list収載への一押し、など色々役にたつ情報を分かりやすく提供していただき、感謝感謝です。
有益な情報をありがとうございました。
まだカナダに来たばかりなので、貴重な情報を得ることができてよかったです
お忙しい中にも関わらずお時間を割いてくださり、本当にありがとうございました。ひとりではなかなか辿り着けない、裏ワザ?のような方法もあり、とても勉強になりました。
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ビジネス直結!のイベントをどんどん開催している企友会ですが、時折この様なイベントを織り交ぜて会員とそのご家族の利益にも拡大していければ良いなと思っております。
文責:ホール奈穂子