コロナの感染が広がってから約2年、皆様の生活はコロナでどう変わりましたでしょうか?
私の仕事、生活の両面で何が変わったのかを振り返ってみました。

(仕事面)
もともと、個人でしている仕事で、エッセンシャルに近い仕事なので、大きく変わることはありませんでした。コンピュータのリモートでのサポート、実際に訪問しての修理などが仕事ですが、リモートサポートは全く影響を受けず、訪問しての修理も許されることでしたので依頼があれば、マスクの着用、消毒液の持参などの準備をして対応していました。家でのパソコンを使用する時間が増えた為でしょう、ほとんど依頼の件数は変わらなかったように思います。
ある仕事の関係で事務所があるのですが、事務所でクラスターが発生したりしたので、ほぼ毎日出勤していた事務所も週一日程度、銀行への入金などのために出向く程度になりました。しかし、リモートで事務所のパソコンを操作し、ほとんど変わりなく仕事をすることができましたし、訪問客もコロナの関係で来なかったこともあり、問題はありませんでした。

(生活面)
趣味の方は、ゴルフですので、これは感染拡大の初期数か月はゴルフ場が閉鎖しており、残念な思いをしました。ゴルフ場に行けない分、庭で小技の練習をして、自分でもかなり上達したと思います。コロナ発覚から半年ぐらい経過するとゴルフ場は再開され、例年のようにプレーすることができました。大勢の集まる企友会のゴルフ大会は、2019年度は開催できませんでしたが、2021年度は、規制の緩和も進み無事開催することができました。
買い物などは、スーパーでは、シニアタイムと呼ばれる、朝の早くに65歳以上に限って入場できるサービスが生まれたので、それを活用させていただきました。昼間は、入場制限のため入口で列を作って待たされることが多々あり、困ったものだと思ったのですが、シニアタイムができて、スムーズに買い物ができるようになり助かりました。 ゴルフもそうですが、年寄りでよかったと思う今日この頃です。
旅行はさすがに一度もしませんでした。と言ってもそんなに頻繁に旅行するわけでもないので、しいて言えば、2年に一度くらいは日本に行っていたことが、できなくなった程度です。 最近5人目の孫が生まれて、会いに行けないのが残念です。
パーティ、飲み会はさすがに減りました。しかし、2021年度あたりからは緩和が進み少人数の会食はできるようになりましたので、親しい仲間たちとは変わりなく交流ができるようになりました。
毎年恒例の桜デイズジャパンフェアは、2020年は中止、2021年はオンラインのみの開催となりました。楽しみにしていただいている人も多くとても残念でした。来年2022年は少し規模が小さくなると思いますが、リアルジャパンフェアを開催しようと、私も参加している実行委員会で準備を進めています。皆様のお越しをお待ちしております。
外出はそんなに減ることはありませんでした。仕事でのお客さん対応、買い物、趣味のゴルフなど特にコロナによって減ったようには思えません。 家の中で『退屈~』というようなことはなかったように思います。
そう、料理をする回数が増えました。家にいる時間がそれでも多くなったのは事実ですので、具材は用意してもらって、炒めたり、煮たり、のお手伝いをする回数が増えました。しかし、掃除、洗濯などの家事の回数は全く増えなかったのも事実です。

とまぁ、私個人としては総じて、コロナによって仕事・生活環境が大きく変わった感覚のない2年であったと思います。ビジネスで言われる出口戦略などは特に考える必要もない状況にあるように思えます。
同じように感じる方も少なからずいらっしゃると思いますが、ふと私が日本に居たら?と考えてみました。 おそらく、大きく生活環境は変わっていたように思えます。それは、移動にはどうしても公的交通機関を使用する必要があり、それがコロナのために大きく制限されるからです。 交通機関のインフラがカナダより整っている日本が先進国だと思っていたのですが、自家用車での移動がメインであるカナダが、どんな状況にも順応できる優れたシステムなのかなぁ、と最近思うようになりました。カナダに住んでいて良かったと思うのが本音です。
まだ、コロナの感染が収まったわけではありませんが、特に大きな苦難を感じることなく今日まで過ごせたことに、感謝しています。

企友会理事: 塚本 隆志

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