円安の向こう側で考える、 日本人と世界の新しい関係
kiyukai Admin2025-04-28T12:34:39-07:00最近、一気に気温が上がり始め、バンクーバーでは休日が待ち遠しくなってきましたね。 世間ではトランプ氏とパウエル氏との対立が続く中、円相場は一時1ドル139円台まで下がりました。 予測がなかなか難しい状況が続く中、緊張しながらニュースを追いかける毎日を過ごしています。 私はカナダで保険ブローカーをしておりまして、先日、旅行保険のセミナーに出席した際に、保険会社のマーケターの方とお話しする機会がありました。 彼らによると、現在アメリカへ旅行に行くカナダ人が激減しており、 「Exclusive USプラン」という、アメリカを旅行保険の対象外にすることで割引されるプランが爆発的に売れているそうです。 そして、アメリカの代わりとなる旅行先として、最も注目されているのが日本とのこと。 日本では、今年1〜3月の訪日外国人が1,054万人となり、四半期として過去最高を記録しました。 カナダから見ていても、円安の影響を受けてもなお、日本への旅行熱は依然として高いように感じます。 こういったニュースを見ているとどうしても、 外から日本に入る人だけでなく、日本から外に出ていく人や「場」がもっと広がれば良いなと思ってしまいます。 私は現在、メディア事業の立ち上げにも挑戦しているのですが、カナダで営業をしていると、 「日本人と仕事がしたい」という人たちによく出会います。 「日本人はハードワーカーで、嘘をつかない」というイメージがあるらしく、ビジネスがしやすいのだそうです。 ただ、その一方で悪く言えば舐められやすいところもあるため、私も交渉の際はかなり強めに出るようにしています。 英語や文化の壁はあるかと思いますが、「日本人」であることを強みに、 たとえ小さくても世界に向けたビジネスを展開できる人や機会がもっともっと増えていったら嬉しいです。 またお会いしましょう。