Est. 1987-企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)

Column

【理事コラム】Reflecting on 2024: A Message for the Holiday Season|Yuji Matson

2024-12-06T02:42:53-08:00

December is upon us. For many people, it is a time to get together with colleagues, family and friends to celebrate the holiday season and look back on the year that was as it comes to a close. In

【理事コラム】Reflecting on 2024: A Message for the Holiday Season|Yuji Matson2024-12-06T02:42:53-08:00

飽きないキャリアを求めて。Jim Pattisonグループで挑む宮植理奈さんのファイナンスの世界

2024-12-10T12:32:58-08:00

The Jim Pattison Group コーポレートファイナンス  宮植理奈さん 日本の大学を卒業後、ワーホリを経て、Jim Pattisonグループに入社。主にPattison Foodのコーポレートファイナンス部門をリードし、M&Aや事業改善プロジェクトを通じて収益性の向上を実現。財務分析や戦略立案を基盤とし、クロスファンクショナルなチームを調整しながら意思決定プロセスを推進している。そのリーダーシップと分析力を活かし、企業価値の向上に貢献するとともに、さらなるキャリア成長の機会を探っている。プライベートではコーギーの愛犬と過ごし、バンクーバーの地元ならではのスポットやアクティビティも満喫している。   仕事 Q.自己紹介をお願いします。 宮植理奈です。今はThe Jim Pattisonグループというところで働いていて、その中でもPattison FoodグループっていうSave-On-FoodとかUrban Fareとかのグロ―サリーチェーンとフード関係のマニュファクチュアリングとかWholesaleとかサプライチェーンの会社を持っている会社で働いてます。仕事はコーポレートファイナンス、ファイナンス部門のダイレクターをしています。Jim Pattisonグループでは今11年目で、Pattison Foodグループでは3年目になります。そもそもアメリカのメディア系の会社から始めて、数個の会社をJim Pattisonのグループ内で渡り歩いて、今Pattison Foodグループ、一番大きい会社に来たっていう感じです。 Q.仕事の大変なところは何ですか? 仕事で大変なところは、今8つの会社を見ているので、それぞれのジェネラルマネージャーと話す時にちゃんと会社のことを切り替えて話さないといけないところとか。あと自分のチームが大きくなるにつれて、チーム内で揉めたり、昇進したいけどそのスポットがなかったり、パフォーマンスで悩んでいる子がいたりして、そのチームのマネジメントが大変なところがあります。ダイレクターの下にマネージャーが4人いて、その後1人のマネージャーについて、4、5人チームメイトがいるっていう感じで。今20人ぐらい自分のチームにいるので、彼らをどうやってステップアップさせていけるかみたいなところで、その子達のパフォーマンスをこうやりたい、自分が向かいたいみたいな道のりをマッチングしたりするところは、うまくいく時もあればいかない時もあって、大変な所かなって思います。   Q.仕事のやりがいは何ですか? 私は結構M&Aっていってアクイジョンとかを担当することが多かったので、あんまり業績がうまくいってない会社とかをうちの会社が買って、それでチームを作って、会社の業績をどう上げていこうかみたいな計画を立てて実行しています。それがうまくいって、事業が回りだして収益性が上がってきたりすると、やっぱりやりがいがあるかなって思います。 Q.今後のキャリアはどう考えていますか?すでにプロモーションを経験している中で、さらに上のポジションに行きたいなどはありますか?また、転職でさらなるキャリアアップを目指していますか? 今後のキャリアは、今の会社がすごく大きいので、ラッキーなことに1年、2年ごとずつくらいにいろんな別の機会を与えてもらっていて、今もちょうど来週また別のポジションに移ることが決まっています。11年一緒の会社で働いてるって日本では当たり前のことなんですけど、カナダのファイナンスは 2、3年ごとに転職してキャリアアップしていくのが結構普通な業界なので、11年も同じ会社で働けるなんてすごいステーブルさが好きなんだねみたいなコメントをいただくんですけど笑 私すごい飽きっぽくて、ずっと同じことできない性格なので、今までもそうだったしこれからもいろんなことにチャレンジして、キャリアアップしていきたいかなって思います。もちろん今Jim Pattisonグループで機会があれば、今までずっとかわいがっていただいているのでそうしたいなと思うし、もちろんリクルーターの方とかからもたくさん今お話いただいているので、いろいろキャリアアップはこれから先もずっとしていきたいなって思います。   飽きっぽい、同じ会社で同じことするのが苦手な人はファイナンスファーム、コンサル系とかに入ると顧客が変わったりするので、いろんなことがあって面白いかなっていうのと、あと一つはグローイングカンパニー=成長してる会社に入るといろんなことがどんどん変わっていくし、成長する過程で他の会社を買収したりとかいろんなプロジェクトが立ってきたりすると思うので、そういう大きい会社で働くっていうのは、飽きやすいかなって思ってる人なら転職するのもアリだし、コンサル会社とか成長してる企業で働いていろんな経験を積んでいくっていうのもアリかなって思います。 Q.Chartered Professional Accountants of

飽きないキャリアを求めて。Jim Pattisonグループで挑む宮植理奈さんのファイナンスの世界2024-12-10T12:32:58-08:00

【理事コラム】モーゲージブローカーという仕事と企友会で広がる信頼のネットワーク

2024-11-03T17:11:24-08:00

皆様、初めまして。理事の小椋なつきと申します。 私はBC州のライセンスを持つモーゲージブローカーとして、住宅のご購入のためのモーゲージ融資やモーゲージの更新など、日本でいう住宅ローンの金融機関探しから手続き、クロージングまでをサポートしています。お客様がスムーズに理想の不動産を手に入れられるよう、全力でお手伝いしています。 この仕事の面白さは二つあります。 まず一つ目は、カナダのモーゲージが金融機関ごとに契約条件やガイドラインが異なる点です。そのため、お客様に最適なモーゲージを見つけることは簡単ではありません。オンラインの比較サイトや銀行の支店で金利だけを基準に決めてしまい、契約内容を十分に理解しないまま契約されるケースも多く見受けられます。 私は「モーゲージとハサミは使いよう」と考えています。ライフプランに合った契約を選べば、資産形成の大きな味方になりますが、そうでなければ大きなリスクを抱えることにもなり得ます。金融機関のガイドラインとお客様の状況を組み合わせる作業は、まるでパズルを解くような感覚で、これがこの仕事の魅力の一つです。 二つ目は、モーゲージブローカーとして、さまざまな専門家を結びつける「マッチングメイカー」の役割を果たしている点です。不動産の購入には、多くの方のサポートが必要です。適切な金融機関とのマッチングはもちろん、優れたリアルター、クロージングを担当する弁護士やノータリー、不動産鑑定士、インスペクター、保険会社、会計士、引越し業者、プロパティマネージャー、ファイナンシャルアドバイザーなど、多くの専門家との連携が欠かせません。皆様に信頼できる専門家をご紹介することも私の仕事の一つです。 こうしたつながりを築くうえで、企友会のようなビジネスコミュニティは、さまざまなプロフェッショナルの方々と出会える貴重な機会となっています。 また、私は近江商人の「三方よし」の考え方を大切にしています。この考え方は、自身とお客様だけではなく、社会全体の幸せを重視するものです。相手や社会のためにも貢献することが、私の理想のビジネススタイルです。 これからも、カナダでご活躍される皆様の架け橋としてお役に立てることを楽しみにしています。 企友会理事 小椋なつき

【理事コラム】モーゲージブローカーという仕事と企友会で広がる信頼のネットワーク2024-11-03T17:11:24-08:00

【理事コラム】自分自身の可能性を信じるチカラ―セルフ・コーチングとの出会い

2024-11-03T17:11:39-08:00

「英語を話せるようになりたい」。そんな学生たちの熱い思いに応えようと、16年間、大学職員として、グローバルに活躍できる人材育成に力を注いできました。彼らを海外へ送り出すプログラムを企画し、夢の実現をサポートするのが、私の喜びでした。 英語という壁に挑む学生たちの姿 しかし、同時に、多くの学生が「英語」という壁にぶつかる姿を目の当たりにしてきました。せっかく素晴らしい才能や情熱を持っていても、言葉の壁が彼らの可能性を狭めてしまう。そんな現状を、なんとか変えたい。そう強く思うようになったのです。 日本人向け英語習得プログラム「Gabby」の開発へ そして、たどり着いた答えが、日本人向け英語習得プログラム「Gabby(ギャビー)」の開発でした。言語脳科学に基づいた、これまでにない全く新しいアプローチで、必ず成果が出る英語習得プログラム。このGabbyをより多くの人の手に届けたい。学生たちの可能性をもっと大きく広げたい。そんな強い思いから、私は長年勤めた大学を辞し、起業という未知の世界に飛び込みました。 起業家としての挑戦と挫折 しかし、現実は甘くありませんでした。スタートアップの世界は、想像をはるかに超える厳しさでした。華々しく活躍する起業家の陰には、想像を絶する努力と挫折がある。そんな厳しい現実に、実績も経験も足りない自分は、全く太刀打ちできないのではないか...。焦りと不安に押しつぶされそうになる日々でした。 リーダーシップの試練と組織運営の難しさ 組織運営も、これまで経験してきた大学組織とは全く違いました。多様な価値観やバックグラウンドを持つメンバーをまとめ、同じ目標に向かって進んでいくことの難しさ。彼らを鼓舞し、チームとしての一体感を生み出すために、どうすればいいのか。リーダーとしての重圧に、私は押しつぶされそうになっていました。 セルフ・コーチングとの出会いがもたらす自己改革 そんな八方塞がりの状況の中、私を救ってくれたのが、「セルフ・コーチング」との出会いでした。コーチング自体は、学生たちの可能性を引き出すために、以前から活用していた手法でした。しかし、まさか自分がコーチングを受ける側になるとは...。「自分と向き合う」「目標を明確にする」― 当たり前のようでいて、実践できていなかったことに気づかされました。 抽象度の調整と多角的な目標設定の重要性 特に意識したのは、「抽象度の調整」と「多角的な目標設定」です。目の前のタスクに追われるのではなく、一歩引いた視点を持つ。すると、今まで見えなかったチーム全体で共有すべきビジョンが見えてきました。また、「仕事一辺倒」だった自分に、家族や趣味など、複数の目標軸を持つことを許容できるようになりました。 思考の地図としてのセルフ・コーチング セルフ・コーチングは、私にとって「思考の地図」を手に入れたような感覚でした。地図を頼りに、自分の現在地を把握し、進むべき方向を見定めることができるようになったのです。 自己との対話を通じて見つける情熱と迷いの払拭 毎朝、私は自分に問いかけるようにしています。「これは本当に自分が心からやりたいこと?」と。その問いかけが、迷いを振り払い、情熱を再燃させてくれます。 Gabbyを通じて実現したい未来 目標は、より多くの人にGabby(ギャビー)を届け、言葉の壁を超えた世界を実現すること。そして、世界中の人々が、国境や文化の違いを超えて、自由に自分の想いを伝え合い、共に未来を創造していく。そんな世界の実現に貢献したいと思っています。 挑戦を続けるための自己リーダーシップの重要性 そのためにも、私は、セルフ・コーチングで手に入れた「自分自身をリードする力」を胸に、これからも挑戦を続けていきます。 セルフ・コーチングを始めるあなたへのメッセージ 最後に、これからセルフ・コーチングに取り組むあなたへ。自分自身の可能性を信じ、無意識を意識的に変える努力をすれば、きっと未来を切り開くことができる。そのことを、私自身の経験を通して伝えたいと思います。 Vedder Riverでのリフレッシュのひと時 写真は先週末に訪れたVedder Riverです。週末も焦ってパソコンに向かっていた私が釣り竿を持ち、生き物と対峙する時間を楽しめるようになりました。

【理事コラム】自分自身の可能性を信じるチカラ―セルフ・コーチングとの出会い2024-11-03T17:11:39-08:00

【理事コラム】海外から見た『日本』、日本食ブームに衰えなし

2024-10-05T02:08:41-07:00

最近、周りの人に旅行先を聞くと、ほとんどの人が「日本旅行」と答えます。 2024年8月には293万人が日本を訪れ、これで7カ月連続で過去最多となっています。日本へ行く理由としては、「独自の文化体験」(22.6%)、「伝統料理」(18.5%)、そして「観光名所が多い」(14.4%)が挙げられ、円安もその要因となっています。 海外から見ると、日本の食事は非常にお得に感じられ、味や見た目の美しさも人気です。カナダでも日本食ブームは衰えていません。また、最近ではディズニーが2028年からクルーズを航海する予定で、日本各地を巡るクルーズも非常に人気があります。特に年配の旅行者にとって、個人で調べて各地を回るのは時間も効率も良くなく、クルーズを利用することで不安を解消し、優雅に観光を楽しむことができます。 来年は大阪万博が控え、大阪にカジノも建設予定です。これにより日本観光への関心がさらに高まり、日本のインバウンド観光が活発になることは嬉しいことです。日本に帰ると、外国人観光客が町中を歩いている光景はもう珍しくなくなりましたが、その分、治安に対する不安も増えている気がしますので、様々な対策が必要不可欠だと思います。 さて、次はいつ日本へ帰ろうか。 企友会理事 高岡  

【理事コラム】海外から見た『日本』、日本食ブームに衰えなし2024-10-05T02:08:41-07:00

移民コンサルタント・ビジネスオーナー・企友会会長の三足の草鞋を履く白石有紀さんにインタビュー

2024-10-07T14:26:19-07:00

ビザJPカナダ/ 人材カナダ ビジネスオーナー 白石有紀さん アメリカの大学を卒業、ニューヨークでの就職を経て、カナダの永住権が取れたことをきっかけに20年ほど前にバンクーバーに移り住む。最初はバンクーバーの日系大手旅行会社で働いていたが、地元バンクーバーのコミュニティに貢献したいと思い、ビザJPカナダで移民コンサルタントとして働くことを選ぶ。移民コンサルタントとしては、お客様に親身に寄り添い、コミュニティに貢献することを信条に、今まで多くのお客様のカナダ移住やビザのサポートを行う。ビジネスオーナーとしても2つの会社を運営しており、常にビジネスの新たな機会を考えている。 最初は雇われからのスタートで、部署ごと引き受ける形でビジネスオーナーに Q.自己紹介をお願いします。 白石有紀です。今はビザJPカナダという会社と、人材カナダという会社の両方のビジネスオーナーをしています。で、企友会では会長をさせていただいています。 Q.ざっくり両方のサービス(ビザJPカナダ/人材カナダ)に関して説明いただけますでしょうか。 すごくざっくり言うと、「人材カナダ」というのは、カナダ国内のお仕事を掲載しているウェブサイトです。で、有料の広告も無料の広告も出しているんですけれども。そこで雇用主さんが従業員を探す。で、そういう雇用主さんのお手伝いをするということですね。 それとあとは、雇いたい人がいました、その人は働くビザが必要ですとなったときにどうしましょうということで、「ビザJPカナダ」という会社があります。ビザJPカナダで、就労ビザだけではなく、学生ビザですとか、ワーキングホリデービザですとか、永住権ですとか、ビザ関係は全部お手伝いをするというような会社になっています。 Q.カナダに来て、最初から人材カナダで働いていたのでしょうか? 私もともとアメリカのJTBで働いていたんですけど、子供が生まれるタイミングで一回日本に帰ったんですよ。 JTBは大きな会社なので、ビザ申請だけをするという部署があったんです。そこでマネージャーをやったんです、3年ぐらいかな。それで、バンクーバーに永住権が取れたので来て、そしてバンクーバーのJTBでも働いてたんですけど、ちょっと違うこともやりたいなと思っていたときに、そういうビザの申請をしたりしたことがあるんだったら、ぜひ(人材カナダのビザ部門を)やってくださいよという話があったんですね。 私、もっと地元というか、コミュニティに貢献するような仕事ができたらいいなと思っていたんですよね。JTBの仕事は、日本から来るお客様のことを手伝うというか、ケアするというか、日本にいるお客様のために現地でやるっていうような、そんな感じの仕事だったので、現地のコミュニティの人たちに向けて何かやっているわけではなかったんですよね。 もっと現地の人たちに何かしたいなとは思っていた。それで何か他にできることないかなって思っていたところに人材カナダでビザ部門を作るというお話があったので、やってみようかなと思いました。 Q.実際に移民コンサルタントとしてどんなお仕事をなさっていますか? まずお客様が、なんとなくカナダ住んでみたいんだけどどうすればいいですか?って問い合わせフォームから連絡をくれる。で、その方の何がしたいとか、どういう経歴があるとか、そういうことを聞いて、それではカナダに住むなら永住権が必要なのでどうやって進めて行きましょうっていう話をします。やりますとなったら、そしたらビザの申請。じゃ最初にそうだな、ワーホリから始めましょうとか、学生ビザから始めましょうとか、そういう流れを作ってきます。学校を決めて学生ビザを申請するとか、ワーキングホリデービザを申請するとか、ビザの申請も丸々代わりに代理でやります。で、ワーホリビザ取れました。じゃあ仕事を探します。それから、じゃあ色々面接してここに決まりそうだけど、これで永住権につながりそうですか?っていうことも相談してもらって、例えば「もうちょっとお給料上げてもらった方がいいよ」とか、「もうちょっと働く時間を増やしてもらった方がいいんだよ」とか、そういう話をして、場合によっては雇用主さんと直接私がお話をして。まず就労ビザが取れるような状態に持っていく。で、就労ビザの申請もまた代理でやる。就労ビザが取れたら頑張って英語のテストを受けてねという話をして、で、英語のテストを受けたら永住権申請しますとか。一般的にはそういう感じで日本で漠然と海外に憧れている人をちゃんと永住権取れるところまで持っていってあげるっていうのを、ずっと一連のお手伝いするっていうのが私の仕事です。 Q.移民コンサルタントになるには、どういった資質が必要でしょうか? 資質としては、人のことを客観的にちゃんと見れるとか、あとはちゃんとその人の気持ちに寄り添ってあげられるとか、何かそういうとこ。あとは、だけどその人のことばかりずっと考えちゃわない、変な言い方だけど。割とそういうところをドライにしておかないと、いろんな人の人生を背負うから。だから仕事の時は、その人とお話ししている時はお話ちゃんと聞いてあげるし、もちろん一生懸命考えるんだけど、それ終わったら比較的ぱっと気持ちが切り替えられるような人じゃないとすごい大変な仕事だと思うんです、移民コンサルタントって。 あとは、やっぱり人生経験がある人じゃないと、あんまりいいアドバイスはできないんですよ。その人の人生というか、進み方、どういうふうに先へ進めていきましょうとか、結局最終的にあなたはカナダで10年後に何をしてたいの?とか、そういうイメージありますか?とか、そういう話もしないといけないので。自分が今までしてきたいろいろな経験を全部その人の相談に当てるというか。だからね、あんまり若い人より、多分かえって私みたいに年齢がいっている人の方が、説得力のある話がお客様にできるんだよね。 あと、子供連れというか、家族で永住したいとかいう人に、子供の学校どうとかいう話も、やはり子供がいるからこそできるじゃないですか。あと「カナダの学校に行くのどういうところが大変ですか?」って質問に、自分が行ってるから話せるじゃないですか。だからそういうところがね、仕事の経験というよりも人生経験みたいなのがいっぱいある人の方がやりやすい仕事かなとは思います。 Q.ビジネスオーナーとしての大変なところはなんですか? (会社は)今人数が増えて、最初の7人から今15人なので。何かやっぱりその皆さんをまとめるとか、皆さんに楽しく満足して働いていただけるような環境を、会社として作るとか(が大変)。 あとはやっぱり会社がうまくいかなければいけないじゃないですか。だから、今のやり方のままでいいのか、もっと違うことができないかとか、そういう会社としての方針みたいなのを常に常に考えている。 何かニュースを見れば、これって私のビジネスに何か取り込めるかなとか、誰かが何やったとかという話を聞くと、そういうことをうちの会社でもできるのかなとか、何かそういう会社のことは常に頭にあります。 Q.ビジネスオーナーとしてのやりがいはなんですか? ビジネスが大きくなるとか、すごい儲かるとか、そういうところがやりがいではなくて。私の場合は、ビジネスオーナーとしてのコミュニティに貢献できたなって思うときかな。 いろんな会社のオーナーの方に、その従業員のビザとか、従業員の永住権取れましたとか、そういったことに協力ができたなという時だったりとか。やっぱり「あなたの会社に頼んでよかった」と言ってもらえる時とか。 なので、私がやった仕事に対して「移民コンサルタントの白石さんありがとう」と言われるよりも、あなたの会社のコンサルタントの何々さんがすごく良かったとか、うちのアシスタントをしている何々さんがすごく親身になってくれましたとか、そういううちのスタッフのことを評価してくれるっていうのも、すごく私はやりがいを感じます。ビジネスオーナーとしては。 Q.今までのキャリアで、最も大きなチャレンジと、どれをどのように克服したか教えてください。 私の今までのキャリアの中で一番のチャレンジは、やはり(ビザJPカナダが)自分の会社になった時ですね。

移民コンサルタント・ビジネスオーナー・企友会会長の三足の草鞋を履く白石有紀さんにインタビュー2024-10-07T14:26:19-07:00

カナダに来て30年!3つのビジネス運営をする猪田雅公さんにインタビュー

2024-09-19T21:40:37-07:00

SuzuYa Japanese Food Store Facebook / Instagram / Twitter Ramen Taka notsume Facebook / Instagram / Twitter Suzuya Farm ビジネスオーナー 猪田雅公さん 新卒で商社に入るが、自分の英語力向上とスキーを楽しむため、ワーキングホリデービザで渡加。バンクーバーをとても気に入り、1年以上長くいたいと思い、今ではバンクーバー歴32年となる。様々なビジネスを行っていたが、オフィスの火事をきっかけに、現在のSuzuYa Japanese Food Store / Ramen Taka notsume / Suzuya Farmの3つのビジネスを持つビジネスオーナーとなる。現在は特にSuzuya Farmに力を入れており、20種類ほどの日本の野菜を育てる。ビジネスでありながら、趣味としても農園業務を楽しんでおり、YouTubeなどを見て日々研究し、トライアンドエラーを繰り返し改善していくことにハマっている。アウトドアが大好きで、スキー以外にもキャンプやハイキング、ゴルフを楽しむ。 様々な事業展開を経て、現在3つのビジネス運営を行っている猪田さん Q自己紹介をお願いします。 猪田と申します。バンクーバーに来て32年になります。いろいろな事業を展開してきたんですけど、現在はラーメン屋さん(Ramen

カナダに来て30年!3つのビジネス運営をする猪田雅公さんにインタビュー2024-09-19T21:40:37-07:00

【理事コラム】挑戦が創る日系コミュニティの未来|吉崎大貴

2024-10-01T14:19:29-07:00

皆さん初めまして。今年理事に就任しました吉崎大貴です。日本では証券業界を経験し、現在は会計士として財務諸表作成・税務アドバイスを専門に行っています。 バンクーバーは私にとって特別な場所であり、ここでの生活が価値観を大きく変えるきっかけとなりました。保守的な家庭で育ち、「安定が何よりも大事」という価値観を持っていましが、大学時代にバンクーバーでワーキングホリデーを経験したことで、その考え方が大きく変わっていきました。シャイな性格で英語もほとんど話せなかった私は、毎日がジェットコースターに乗っているような、安定とは程遠い生活を送ることになったわけです。 例えば、初めて散髪に行った際、現地の美容師さんに「どんな髪型にしますか?」と聞かれ、細かく説明する英語力がなかったので「オススメの髪型にしてください!」と無難な選択をしました。すると、危険地区立ち入り禁止でよく見かける三角コーンのような髪型に仕上がってしまいました。「よく似合ってるね」と美容師さんから半笑いで言われましたが、「絶対それはないやろ」と心の中で叫んでいたという大失敗も経験しました。 当時は非常に恥ずかしい思いをしましたが、今となってはメンタルを鍛える貴重な経験だったなと感じております。 挑戦による失敗は成長に繋がるし、その過程で面白い人たちと出会えるものです。企友会で皆さんと出会えたのも、これまでの挑戦があったからだと思っています。これから、日系コミュニティがよりチャレンジ精神に溢れた活気ある団体になるよう全力を尽くしていきたいと思います。 その一環として、企友会ではビジネススキル向上・実務知識の習得を目指した「企友会MBA」という学びの場を提供しております。挑戦に欠かせないスキルや情報を得たい方は、是非参加してみてください。これからどうぞ宜しくお願い致します。

【理事コラム】挑戦が創る日系コミュニティの未来|吉崎大貴2024-10-01T14:19:29-07:00

【理事コラム】次にバンクーバーで目指すこと「日系コミュニティの一体化」|岡本裕明

2024-07-23T16:04:54-07:00

人生を漫然と過ごすのと日々をしっかり歩むのでは人生の終末に差し掛かった際の満足感が違うと思っている。一度しかない人生を自分なりに表現することを「人生哲学のアート」と称している。これを勘違いして「そんなに稼いでどうするのですか?」と言う人がいるのだが、個人的にはお金に翻弄されることは皆無。理由は生活スタイルや価値観は大学生や新入社員だった頃とまるで変わらないからだ。大学生の時のコンパは一人3000円、養老乃瀧というコテコテの居酒屋チェーンも一人2500円もあれば適当に飲んで食べられたあの時代の物価水準は今でもカラダにしみ込んでいる。さすが、カナダの物価高では一人50㌦になるが、そんなものだ。 それよりも人生哲学とは知識量と人間力がバックボーンだと考えている。歳をとっても「ガキの使い」では話にならない。賢人に一歩でも近づく努力が私の中では最優先課題だ。 ではお前は企友会の会長を今年の1月で辞めてそのあと何をする気なのか、と思っている人もいるかもしれない。答えは明快だ。コミュニティ結束のための活動である。 私が32年バンクーバーにいて苦心していることがある。それはコミュニティが一体化しないことだ。もちろん他のエスニックのコミュニティが一つに固まっているとは言わない。ただ結束力は強い。もう一つはコミュニティが内向きである点が気になっている。悪く言えば同好会系ばかりで他流試合をする体育会系を避ける傾向が見受けられる。 ご承知の通りカナダはモザイク社会と言われる。モザイクは小さな四角が並んだ状態だが、モザイク全部が一体化し、多文化コミュニティを形成するにはモザイク同士の結束力が必要となる。これが日系コミュニティにはどうも十分ではないように感じるのだ。 この時期は政治家や要人に会いやすい時期で閣僚や議員と顔を合わせる機会が多い。また様々な外部のイベントに行けばコミュニティテーブルがあり、概ねそこで他のエスニックの人たちと席が一緒になり双方の信頼関係を作り上げることができる。この活動は既にもう4-5年やっていて最近はそのギアを少し上げたところだ。 政治家や要人はモザイク社会の接着導入剤のようなもの。あとは我々の気持ちがどう動くかだ。 10月19日に6大コミュニティの合同イベント「Celebration of Newcomers」が日系プレイスで行われる。私は日系グループのリーダーで会の運営を支援する。このイベントは若い人たちをターゲットにしたもの。私の様な年齢の者が出る幕ではないが、日系が一歩外に踏み出すため背中を押す係としてお手伝いしたいと考えている。 岡本裕明

【理事コラム】次にバンクーバーで目指すこと「日系コミュニティの一体化」|岡本裕明2024-07-23T16:04:54-07:00

カナダで旅行業界で活躍するIACE TRAVELバンクーバー支店長の高岡利和さんにインタビュー

2024-07-19T13:25:16-07:00

こちらのインタビューは動画で見ることもできます。 https://youtu.be/gEdDIXZv7oU IACE TRAVEL INC. Vancouver Branch Manager  高岡 利和さん 両親の提案から、高校を卒業した後にカナダ・トロントのカレッジに留学。Co-opプログラムでIACE TRAVEL INC.と出会い、そのまま就職を果たす。15年間 IACE TRAVEL INC. で働いている中でプロモーションを複数回受け、現在はバンクーバー支社マネージャーとして勤務。仕事のやりがいは、お客様からの「ありがとう」。コロナ禍で旅行業界の経営が辛い中でも、カナダ政府からの援助や新しいビジネスを模索し、誰もクビにすることなく乗り切る。奥さんとお子さんが2人の4人家族。トロントとバンクーバー、どちらでも長く暮らしており、今はバンクーバーが好き。 Co-opプログラムがきっかけで、1つの仕事を15年間続けている高岡さん Q自己紹介をお願いします。 高岡 利和です。仕事は旅行業をやってまして、IACEトラベルという会社で働いています。 Q今の仕事はどういった形で見つけましたか? 最初はトロントにいまして、トロントで語学学校とか、あとカレッジに通ってたんですけれど、その後に学校のCo-opのプログラムで、今のうちの会社で単位を取る時に入ったのがきっかけ。その卒業と同時に、ちょうど枠があったので、そのままうちの会社で就職という形で初めは入りました。 Qお仕事のやりがいと大変なところはなんですか? やりがいは多分本当に常日頃お客様と接しているというところがあるので、「ありがとう」とか、やっぱりそういったところはやりがい。 また、やはり最近フライトが遅れたりキャンセルになったりとか、そういった時に、やっぱりなかなかこう普通に航空会社って電話をかけると2時間待ちとか、かからないという時があったんですけど、その時にうちに掛けてきてもらえれば、やっぱりその場で対応ができるっていうところで、そこの時間短縮とか、やはり日本語で、日本のお客様が基本なので、そこら辺は安心して、やっぱり対応していただいたというところで感謝してもらえるというところが、やっぱりやりがいを感じるところではありますね。 大変なことは、色々なことが変わってくるので、それこそ旅行業=平和じゃないと、やっぱり成り立たないっていうところがあるので、そこの対応するのが大変です。 やはり戦争だったりコロナだったりとか、そういった何かあるとどうしても行き来がストップしてしまったりとかという時に、やっぱり浮き沈みがかなり激しい業界の一つではあると思いますね。 Qコロナ禍の中、旅行会社はとても大変だったと思います。その中をどう乗り越えたなどありますか? 一つは、カナダはやっぱり保障が結構しっかりしてたというところが第1。かなりカナダは結構手厚く補償があったというところで、生き残れたというところはあります。 でもやっぱりコロナの最中で、やっぱりレイオフとかそういったのがいっぱいあったと思うんですけど、うちはやはり出来るだけそういうのをしないというところで、基本的には一人も切らずに、何とか。 あとは、コロナで航空券とかが売れなかったんで、それとは別に他の仕事っていうところで、コロナ検査がその時は必ず行く時には必要だったんですけれども、クリニックと提携して、それを(日本に)行く人に対して案内したっていうところで、それも1つの生き残った中のサービスにはなってくると思いますね。 Q最近だと円安がすごいですが、「海外の方を日本に」という形が増えていますか? まず、うちは基本的にはこっち(カナダ)から日本に行くのがメインですね。どちらかというと、こっちに住んでいる人が日本に行くとか、旅行に行くとか、あとは出張に行くとかっていうのが基本的なサービスにはなっています。ただ、もちろん日本から来る人のケアもあるので、あとは団体であったりとか、そういったところが一応メインにはなっていますね。 ただ、やはり今は円安というのもあるので、こっち(カナダ)からやっぱりとりあえず円安の日本に行きたいという人もいます。あとはLCCが飛び始めたというところもあるので、そこら辺の部分ではかなり日本に行く人っていうのは、コロナ前も増えてましたけど、最近はやっぱりすごい日本に行く人は増えていますね。 Q「カナダから日本」という場合が多いということですが、それでもお客様は日本人なんですか? 日本人+日本人じゃない人ももちろんいらっしゃいます。どうしても日本人のボリューム、人数っていうのは限られているので、日本人以外の日本に行くとか、日本人以外の人が旅行へ行くっていうところに最近は力を入れてはいます。

カナダで旅行業界で活躍するIACE TRAVELバンクーバー支店長の高岡利和さんにインタビュー2024-07-19T13:25:16-07:00
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