Est. 1987-企友会(バンクーバー日系ビジネス協会)

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春のバンクーバーで始動「企友会ビジネスサロン」:少人数で語り合う、新たな対話の場

2025-04-17T00:31:39-07:00

2025年4月8日(火)、桜が満開を迎えたバンクーバーにて、企友会主催の少人数制イベント「企友会ビジネスサロン」がWeWork Bentall Ⅱで開催されました。本イベントは、企友会がこれまで展開してきた「企友会MBA」をアップデートし、より参加者主体の対話型スタイルとしてスタートした新たな試みです。 「これからどんなビジネスが求められるか」をテーマに開催 今回のサロンのテーマは、「これからどんなビジネスが求められるか」。パンデミック後の働き方の変化、AIの進化、物価高、地政学的リスクなど、さまざまな不確実性が交錯する時代の中で、今後のビジネスの方向性を探りました。 企友会理事であり、Mayda Enterprises Inc.を経営する猪田雅公氏をファシリテーターに迎え、12名の参加者がリアルな課題や体験を共有。参加者それぞれの視点から活発な意見交換が行われました。 経済環境の変化とビジネス対応力 関税政策や輸入制限など、外部環境の変化がビジネスに与える影響も話題に上がりました。業種ごとに異なる現状や、変化に対していかに柔軟に対応していくか、といった具体的な工夫も共有されました。 グローバルな食の視点からの発見 お米をめぐる話題では、北米と日本の価格差や味の違いに関する意見が飛び交い、日本産が常に最高とは限らないという新しい視点が浮かび上がりました。こうした話題は、海外在住者同士が直接会って話すからこそ得られる学びでもありました。 古民家投資や並行輸入などのリアルなケーススタディ 会では、日本の古民家を購入してホテル運営に参入する事例や、並行輸入ビジネスの裏話といった、現場でのリアルなケースもシェアされました。実際の経験に基づいた話は、参加者にとって実践的かつ刺激的な情報となりました。 AI時代の人間力と新たな価値観 AIに関する話題では、「AIエンジニアになることよりも、どう活用するかが大切」といった視点が共有され、今後のビジネスモデルに対する洞察が深まりました。同時に「だからこそ、人と直接会って対話することが何より大切」との言葉には、多くの共感が集まりました。 対話が生む気づきと行動のきっかけ 終始、和やかながらも熱量の高いディスカッションが展開され、参加者同士の距離も自然と縮まりました。知識だけでなく、気づきや視野の広がりを得ることができる、実り多い時間となりました。 今後の「企友会ビジネスサロン」にもご期待ください 今回ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。企友会では今後も、ビジネスに関心を持つ方々が安心して語り合える、実践的で深い学びの場を提供してまいります。次回のビジネスサロンも、どうぞお楽しみに。

春のバンクーバーで始動「企友会ビジネスサロン」:少人数で語り合う、新たな対話の場2025-04-17T00:31:39-07:00

【イベントレポート】企友会ランチミートアップ-春の訪れとともに-

2025-04-05T14:51:59-07:00

2025年3月28日(金)に、バンクーバーダウンタウンのレストランEat Bar & Patio Haraheriにて企友会が主催するネットワーキングイベント「企友会ランチミートアップ」が開催されました。 今回のミートアップには、金曜日のお昼という時間帯にもかかわらず、12名の方々にご参加いただき、お刺身、からあげ、野菜の天ぷらなどが詰まった豪華なお弁当を囲みながら、和やかな雰囲気の中で交流を深めました。特に、新しい顔ぶれが多かったこともあり、自己紹介をきっかけに、仕事のことや日本の出身地、バンクーバーでの生活についての会話が弾みました。初めて参加された方々もすぐに打ち解け、終始リラックスした雰囲気の中でお話ができました。 また、途中で席替えを行ったことで、より多くの方と話す機会を持つことができました。終始活発な交流が続き、2時間があっという間に感じられるほど充実した会となりました。普段の仕事とは違う環境で、新しい視点やアイデアを得るきっかけにもなったのではないでしょうか。 また、途中で席替えを行ったことで、より多くの方と話す機会を持つことができました。終始活発な交流が続き、2時間があっという間に感じられるほど充実した会となりました。普段の仕事とは違う環境で、新しい視点やアイデアを得るきっかけにもなったのではないでしょうか。 このようなネットワーキングイベントが今回のミートアップが、皆様にとって有意義な時間となっていれば嬉しいです。 今後も、企友会では気軽に参加できるネットワーキングや企友会MBAなど意見交換の場を提供していますので、ぜひご参加ください。 次回はより多くの皆さまとお会いできることを楽しみにしております。 記事:企友会ボランティア 二澤智帆

【イベントレポート】企友会ランチミートアップ-春の訪れとともに-2025-04-05T14:51:59-07:00

【イベントレポート】特別講演会:カナダ三菱商事社長並木氏に聞く『5年の任期を通して私が見た日加間ビジネス』

2025-03-21T14:21:56-07:00

企友会では、2025年3月10日(月)、カナダ三菱商事社長の並木香織様を講演者としてお招きし、特別講演会を開催いたしました。バンクーバーダウンタウンの会場には月曜日夕方かつ小雨の降る中にも関わらず、約40名の方にお越しいただきました。 「5年の任期を通して私が見た日加間ビジネス」と題した90分のセッションでは、まずは並木様から、5年間社長としてカナダ三菱商事をリードされてきた豊富な知識と実績をもとに、カナダの資源・エネルギー市場の現状についてわかりやすく解説いただきました。続けて、三菱商事がカナダで取り組むエネルギー事業、ベンチャー投資、社会貢献への取り組み、ビジネスの進め方などについて広くご説明をいただきました。お話しいただいた内容は、単に事業概要のみにとどまらず、どのように政府関係者や事業パートナーと深いリレーションを構築しながら事業を進めてきたかなどの幅広いトピックにも及び、参加者はとても興味深く話に聞き入っていました。 その後、話題は、日加関係の現状や今後の期待などについての考察へと続き、さらには、まさに今ホットな話題でもあるカナダの首相交代や政権状況についても触れながら、アメリカとの貿易戦争の今後の可能性や、そのリスクなどについても見解を述べられました。 セッション後半の質疑応答では、会場からは参加者から多岐にわたる質問が飛び交いました。質問は、三菱商事の事業・投資戦略について、並木様ご自身のリーダーシップや事業を進める上での考え方、さらに学生に対するアドバイスなど幅広いテーマに及び、とても活気のあるインタラクティブなセッションとなり、並木様には時間いっぱいまで丁寧にご回答いただきました。 講演会の後は、会場にて懇親会を開催し、講演者・参加者の皆様でネットワーキングをいただく機会をご用意いたしました。講演会の時間内ではできなかった質問をされる方や、ビジネスの状況について情報交換やディスカッションされる方、近況報告をされる方など、参加者思い思いの時間を過ごされていました。 今回の特別講演会では、カナダのみならず、中国・インドネシアと様々な国で駐在ご経験があり豊富なグローバルなビジネス経験、広い視野をお持ちの並木様にお越しいただき講演いただけたことは、非常に貴重な機会となりました。 ご講演いただいた並木様、ご参加いただきました皆様、お忙しい中お越しいただき誠にありがとうございました。 企友会では、会員の皆様をはじめ、バンクーバーでビジネスを推進されている皆様のお役に立てる講演会・イベントを今後も企画していきたいと考えています。ぜひご期待ください。

【イベントレポート】特別講演会:カナダ三菱商事社長並木氏に聞く『5年の任期を通して私が見た日加間ビジネス』2025-03-21T14:21:56-07:00

新春懇談会レポート:バンクーバー日系コミュニティが一同に会し、活発な意見交換を実施

2025-03-19T17:28:05-07:00

1月、2月とは思えないほど晴天が続き、やっと通年通りのバンクーバーが訪れたかなという頃合いですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。 2025年2月3日(月)に、バンクーバー日系ビジネス連絡協議会10団体共催による「新春懇談会」がオンラインで開催されました。本懇談会は、昨年秋に着任された髙橋良明バンクーバー日本国総領事を囲んで親睦を深めるとともに、日系コミュニティが共有するテーマについて意見交換を行う年に一度の貴重な機会になりました。 当日の内容を振り返りながら、ご参加いただけなかった方にも雰囲気をお伝えできればと思います。 イベント概要 日 時:2025年2月3日(月)19:00~20:30 場 所:Zoom(オンライン開催) 主 催:バンクーバー日系ビジネス連絡協議会10団体 参加費:無料 総勢45人の方々にお申し込み・ご参加をいただきました。うち、企友会からの参加者は17名、そのほか、在バンクーバー日本領事館、日本・カナダ商工会議所、バンクーバー日本商工会(懇話会)、建友会、日系ツアーオペレーター協会、BOSS会、ガーデナーズ協会、日系女性企業家協会、など、連絡協議会の構成団体から広く多くの方が参加され、大盛況でした。 第一部:髙橋良明総領事の講演 3.1 講演テーマ:「バンクーバー3ヶ月を経ての所感・雑感」 懇談会の冒頭では、昨年10月に就任された髙橋良明総領事より、バンクーバーでの着任後3ヶ月の所感についてお話がありました。 3.1.1 髙橋総領事の略歴 1991年より外務省に勤務し、大臣官房、安全保障や科学技術、パブリック・ディプロマシー、領事関係などを担当 シンガポール、アフガニスタン、オランダなど在外公館で要職を歴任 2024年11月より在バンクーバー日本国総領事を務める 3.2 講演内容概要 髙橋総領事は、地政学リスクが高まる中で、カナダの建国精神とG7の一角を占めるまでになったこの国の外交的な進化について概観しました。まず、19世紀初頭、英国領だった北アメリカ(現在のカナダ)と米国が対立し、その経験がカナダという国のアイデンティティ形成の契機となったこと。その後、国としての力をつけていったカナダは要所要所で米国とは異なる考え方を提示し、それらは、例えば、平和維持活動の提案、ベトナム戦争での独自の立場、中国との早い段階での国交樹立などに見られること。更に、多様性を重んじた人道的な国家作りを標榜し、先住民族の権利を認めたり、日系人への謝罪と賠償を行ったり、積極的な移民政策をとることによって、世界各国から信頼される国になっていったこと、などに触れました。最後に、カナダの国としての在り方は、世界の国々が国際協調から自国優先の姿勢を強める中、改めて注目すべき価値であり、隣国である米国の研究を相当に行ってきているこの国が、どのような対応に出るのか、我々としても学ぶところが多いはずである、と締めくくりました。 第二部:懇談会 参加者同士がより近い距離感で交流できるよう、希望のテーマに沿って少人数のブレイクアウトルームに分かれて懇談が行われました。各部屋では、日系ビジネス連絡協議会に加盟する団体のメンバーがモデレーターを務め、参加者間で活発な意見交換が交わされました。二部の最後に、各ブレイクアウトルームの様子を、モデレーターから発表し、皆さんに共有しました。 4.1 ブレイクアウトルームのテーマ一覧 建築/住宅メンテ モデレーター: 建友会 松原氏 主な話題:カナダの住宅の定期メンテナンス、リノベーションのポイント、BC州における建築基準の最新動向など 就労ビザイミグレーション モデレーター:企友会 白石 氏 主な話題:就労ビザ取得の流れや注意点、学生ビザからの移行手続き、移民政策のトレンド、PR取得後のキャリア形成など

新春懇談会レポート:バンクーバー日系コミュニティが一同に会し、活発な意見交換を実施2025-03-19T17:28:05-07:00

在バンクーバー日本総領事館からのお知らせ:日本パスポート申請方法の新ルールと注意点

2025-01-17T17:51:59-08:00

在バンクーバー日本領事館より発表があり、2025年3月24日からカナダでのパスポート発給方法が大幅に変更されます。この変更は、偽造防止対策の強化を目的としたもので、新たなパスポート様式が日本国内で作成され、在外公館に配送される仕組みに移行します。 変更内容の概要 新パスポートの発給プロセス 2025年3月24日以降、新しい「2025年旅券」が発行されます。このパスポートは、顔写真ページにプラスチック基材が採用されており、従来よりもセキュリティが強化されています。 変更後のプロセスには以下の特徴があります。 国内での作成: パスポートは日本国内で作成され、在外公館に配送されます。 申請から交付までの日数: 従来は約5営業日でしたが、新方式では約1ヶ月が必要となります。 日本国内での申請: 日本国内での申請も同様に2週間程度かかります。 即日発給サービスの終了 これまで領事出張サービスや遠隔地居住者向けに提供されていた即日発給サービスは、2025年3月21日をもって終了します。以降、パスポート交付には原則として1ヶ月程度の余裕を持つ必要があります。旅行やビザ申請を予定している方は、スケジュールに注意してください。 即日発給の条件: 2025年3月14日(金)までに申請書類が総領事館へ到着しており、旅券受領日が2025年3月21日(金)までの場合のみです。 オンライン申請の推奨 遠隔地居住者にとって便利なオンライン申請が今後推奨されます。オンライン手続きには以下のメリットがあります。 書類の不備や郵送の手間が軽減される。 領事出張サービスや指定来館日に合わせた効率的な受け取りが可能。 必要書類や手順は外務省の公式ウェブサイトで確認できます。 注意: オンライン申請で交付日が通知される際は、登録されたメールアドレスに連絡が届きます。 日本在住のご家族へのアドバイス カナダ滞在中の方だけでなく、日本国内に住むご家族や親族にもパスポートの早期取得を勧めましょう。急遽渡航する必要が生じた場合、新方式では発給に2週間程度かかります。特に混雑が予想される時期にはさらに時間を要する可能性があるため、余裕を持った準備が安心です。 今後の対応とお問い合わせ先 新パスポートの申請方法についての詳細や最新情報は、在バンクーバー日本国総領事館の領事班にお問い合わせください。 連絡先 電話: 604-684-5868(代表)

在バンクーバー日本総領事館からのお知らせ:日本パスポート申請方法の新ルールと注意点2025-01-17T17:51:59-08:00

【イベントレポート】企友会ミートアップ-2025年新年会-

2025-01-14T07:12:54-08:00

2025年最初のイベントとして、1月3日に新年会を兼ねた企友会ミートアップをEat Bar & Patio Haraheriにて開催しました。今回は、企友会の会員および非会員を含め、9名の方にご参加いただきました。 Eat Bar & Patio Haraheriさんでは、おせち料理を思わせる豪華なお料理を提供していただき、参加者は美味しい料理を楽しみながら、2025年の抱負や動向について語り合うことができました。今回のテーマは「2025年の抱負を公表し、有言実行!」というもので、1人ひとりが今年の抱負を発表し、参加者同士でアドバイスを交換し合いながら、実現に向けての第一歩を模索しました。 2025年は、アメリカで大統領が交代し、カナダのトルドー首相が辞任を表明するなど、世界的にも大きな変化が起こっています。また、日本製鉄がUSスチールの買収を阻止されたというニュースもあり、早速さまざまな話題が飛び交っています。企友会ミートアップは、常に変動する世界情勢に対して私たち一人ひとりがどのようにアプローチしていくかを考える貴重な機会となっています。次回の企友会ミートアップにもぜひご参加ください。 企友会理事 松島海斗

【イベントレポート】企友会ミートアップ-2025年新年会-2025-01-14T07:12:54-08:00

【イベントレポート】企友会主催日系ビジネスアワード&クリスマスパーティー

2025-01-08T02:49:55-08:00

12月8日(日)に2024年度 企友会主催日系ビジネスアワード&クリスマスパーティーを開催いたしました。21回目となる今年は初めてのランチタイムの開催でしたが、約80名の参加者の方々にご参加頂きました。Sheraton Vancouver Wall Centreにてクリスマスビュッフェを囲みながらの大盛況のパーティーとなりました。 昨年に続き2部制で行い、日系ビジネスアワードの授賞式に始まり、50/50と豪華プレゼントの抽選会、"Too good to go! 企友会SDGs プレゼント交換など盛りだくさんの内容となりました。家で眠っている自分では使わないものや頂き物を持ち寄ってのプレゼント交換は、老若男女問わず楽しみながらSDGsを実践できる良い機会となり、今後も様々な場面で活用できればと皆様にも大変好評の企画となりました。 第一部の日系ビジネスアワード表彰式では、白石会長より選考基準の説明があり、日系ビジネス全体のより一層の発展に並々ならぬご尽力をいただいた3名の方に、昨年の受賞者の皆様よりアワードが授与されました。 2024年日系ビジネスアワード受賞者    企友会日系ビジネスアワード大賞:Blue Tree Management (Canada) Limited 取締役社長 岡本裕明様 写真提供:Design Room SHIMADA 功労賞:ケン篠崎様 写真提供:Design Room SHIMADA 新人賞 TSUKIJI FISH MARKET Inc.代表疋田拓也様 写真提供:Design Room SHIMADA 第二部のクリスマスパーティーでは、Minister of

【イベントレポート】企友会主催日系ビジネスアワード&クリスマスパーティー2025-01-08T02:49:55-08:00

【イベントレポート】企友会MBA-スタートアップスモールビジネスオーナーのためのCanadian Corporate Tax Returnの基礎、留意点-

2025-01-08T22:43:04-08:00

2024年12月27日(水)、企友会主催で今年度最後の企友会MBAがバンクーバーダウンタウンのWeWorkにて開催されました。今回のイベントはハイブリッド形式で実施され、13名以上の方々にご参加いただきました。ゲストスピーカーには、会計事務所BUSINESS360.CPA CORP.のシニアアカウンタントであり、カナダ公認会計士(CPA)でもある吉良聡恵さんをお迎えしました。 企友会MBAは、年に4回、バンクーバーでビジネスを展開する方々を対象に、地域のビジネス事情を深く理解するための講演シリーズです。長年にわたり豊富な知識と経験を持つ専門家を招き、特定のテーマについての解説を行うことで、参加者が実務に役立つ知識を得られる場を提供しています。 今回のテーマは「スモールビジネスに焦点を当てたCanadian Corporate Tax Returnの基礎や留意点」で、吉良さんが2部構成で詳しく解説してくださいました。 第一部では、税務上のスモールビジネスの定義やCCPC(Canadian-Controlled Private Corporation)の特徴、法人化のメリット・デメリット、さらに法人税申告書の仕組みについて詳しく説明がありました。また、収益や費用、損益を示す損益計算書や、資産・負債・資本を整理する貸借対照表についても基礎的な解説が行われ、参加者がカナダで事業を運営する上で欠かせない知識を得られる内容となっていました。 第二部では、経費処理に重点が置かれ、食事費や車両費、株主貸付、自宅利用経費の具体的な処理方法が紹介されました。特に、食事費の控除割合(通常50%、特定条件下で100%控除可能)や、車両費の事業利用部分の計算方法など、実務に即した具体例を交えた説明が好評でした。また、CRA(Canada Revenue Agency)の監査プロセスに関する注意点や、税務調査に備えるための書類整理の重要性についても詳しく触れられました。書類の保存期間や保管方法など、実務で直ちに役立つ具体的なアドバイスも数多く提供されました。 講演の最後には質疑応答の時間が設けられ、参加者からはTax Returnに関する具体的な疑問や、日々の税務処理における悩みについて多くの質問が寄せられました。吉良さんは一つ一つの質問に丁寧に答え、参加者にとって非常に実り多い時間となりました。 私は企友会理事ボランティアとして参加しましたが、Tax Returnの知識はあまりなかったものの、今回の講演を通じて沢山の新しい知識を学ぶことができました。このような機会を通じて、自身のスキルを高めると同時に、地域のビジネスコミュニティに貢献できることに喜びを感じました。 企友会理事ボランティア 山切果梨

【イベントレポート】企友会MBA-スタートアップスモールビジネスオーナーのためのCanadian Corporate Tax Returnの基礎、留意点-2025-01-08T22:43:04-08:00

【イベントレポート】2024年第3回企友会MBA|持続可能な経営のために知っておくべき経営管理の基礎 ~損害保険/Group benefits編~

2024-11-19T19:05:21-08:00

9月4日(水)に本年度第3回企友会MBA「持続可能な経営のために知っておくべき経営管理の基礎 ~損害保険/Group benefits編~」をオンラインと対面のハイブリッド形式で開催しました。今回は、Bridges International Insurance Servicesでご活躍されている小澤さんと、企友会理事でもあるY’s Wealthの澤田さんをスピーカーとしてお迎えし、10名の参加者とともに実施しました。 前半では、小澤さんが損害保険について解説し、リスクを正しく認識する重要性や、それぞれのリスクを保険でどのように軽減できるかについて詳しく説明してくださいました。特に印象的だったのは「上司面談でパフォーマンスが悪いと指摘された従業員が退職し、その上司が悪意をもって働きにくい環境にしたとして提訴され、裁判費用$110,000の支払いを命じられた」という事例です。この話を通じて、対物リスクだけではなく、対人リスクや見えにくいリスクについても考える必要性を再認識しました。 後半では、澤田さんがGroup Benefitsについて、特にGroup InsuranceとHealth and Welfare Trustに焦点を当てて詳しく説明してくださいました。Health and Welfare Trustは、医療費を会社の経費として計上できるCRA認証の方法であり、社員が設定された金額を自分の希望する医療サービスに使用できるという仕組みが特徴です。まだ広く知られていないものの、会社の費用をコントロールできるという利点があるため、企業のニーズに応じて今後さらに普及する可能性があると感じました。 今回の企友会MBAを通じて、参加者の皆様は具体的な保険の選択肢やベネフィットの戦略的活用法についての理解を深め、持続可能な経営管理に関する貴重な知識を得ることができました。 今後も企友会MBAでは学びの場を提供してまいりますので、皆様のご支援とご協力を心よりお願い申し上げます。 企友会理事 吉崎大貴

【イベントレポート】2024年第3回企友会MBA|持続可能な経営のために知っておくべき経営管理の基礎 ~損害保険/Group benefits編~2024-11-19T19:05:21-08:00

バンクーバー日系ビジネスコミュニティが集うボーリング大会を開催

2024-11-04T22:42:20-08:00

バンクーバーの日系ビジネスコミュニティが一堂に会した2024年10月26日、企友会・桜楓会・建友会の共催と懇話会の後援の下、バーナビーのREVS Bowling & Entertainment Centerにて盛大にボーリング大会が開催されました。このイベントは、コミュニティメンバー間の交流を深める素晴らしい機会となりました。 イベントの概要と目的 この大会は、コミュニティの一員として親密な交流を図るためのイベントです。参加者はそれぞれ2ゲームずつプレイし、各ゲームの最高得点を競いました。競技の結果、優勝者には企友会カップが授与され、ほとんどの参加者にはドネーションで集まった賞品が提供されました。 ハイライト 参加者15名は熱心にゲームに取り組み、特に記録的な得点を叩き出した鹿内さんは、ボーリング大会史上初の女性優勝者になりました。その他の上位入賞者には松原さん(2位)と高岡さん(3位)が名を連ねました。 参加者:12名(企友会6名、建友会1名、桜楓会4名、非会員4名) 優勝: 鹿内 2位: 松原 3位: 高岡 交流と親睦の場 ボーリングの後は、参加者全員が軽食とドリンクを楽しみながら交流を深めました。表彰式と賞品の授与も行われ、和やかな雰囲気の中での談笑が続きました。 おわりに 企友会、桜楓会、建友会をはじめ、参加された全ての皆様に感謝申し上げます。ドネーションを寄せてくださった方々にも深く感謝すると共に、来年の再会を心よりお待ちしております。再び、楽しく充実した時間を共有できることを楽しみにしています。また、来年もよろしくお願いします。

バンクーバー日系ビジネスコミュニティが集うボーリング大会を開催2024-11-04T22:42:20-08:00
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